「や」

薬師の泉 名付けの親は 吉宗公
(やくしのいずみ なづけのおやは よしむねこう)

中山道に面しているとは思えないほど静かな庭園で、木々と泉が美しく配されています。八代将軍・徳川吉宗が志村周辺で鷹狩をした際に大善寺に立ち寄った際に、境内に湧き出すこの清水を誉めて、寺の本尊である薬師如来を「清水薬師」と命名したそうです。
「江戸名所図会(ずえ)」中にある挿絵をもとに板橋区が庭園を整備し、平成元年に「薬師の泉庭園」として開園されました。挿絵は、現在のあずまや付近から見下ろした境内の風景を描いています。画面左上に見える道は、中山道の清水坂です。泉の水は、中山道を通る旅人の喉も潤していたのでしょう。

薬師の泉庭園
小豆沢3-7